くちドラムって大事②

さて、前回の続きです。

先に、前回の補足として書いておきますが、

「なぜ、個人レッスンにしろグループレッスンにしろ、ほとんどのドラムレッスンにおいて、ドラム譜を使ったレッスンが行われるのか?」

というと、理屈や理論を知ってもらいたいのはもちろんですが、それ以上に、「ドラム譜を口ドラムで読み取って欲しい」という意図があったりします。

ここまでくると、なんとなく気づくかもしれませんが、「くちドラム」は、オリジナル曲をプレイするうえでは、なおさら重要です。

オリジナル曲である以上、自分の中に浮かんだフレーズをプレイするワケですが、

「どのようにして、自分の中にフレーズを浮かべるか?」

がキモであり、言い方を変えれば、

「自分の中に浮かんだフレーズを口ドラムに出来て、それを実際にプレイ出来る」

というのが、ドラマーとして、とても重要な能力なのです。

くちドラム例

一見、複雑そうに見えるようなフレーズ(画像)も、くちドラムに出来る人と出来ない人では、ノリに雲泥の差が出ますし、初心者のうちにこそ、くちドラムの重要性を認識してもらいたいです。

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