ドラム演奏は、基本的には、“ながら作業”にすぎません。

またしても、こちらへの寄稿が、かなり間が空いてしまいましたね(汗)

今回は、「ドラムを始めてみたいけれど、自分に出来るのか?」と、不安な気持ちが勝ってしまっている方に、その負のイメージを払拭する事実を、1つ挙げてみます。

ドラムとゆー楽器を始めるのに抵抗がある理由として、主に考えられるコトの1つに、<「手足をバラバラに動かして演奏するなんて、自分には出来っこない」とゆー気持ちがあると思います。

でも、実際のところは、

完全にバラバラになんて、動かしてません!

もっと言ってしまえば、

「基本的には、“ながら作業”」

です。

簡単な例として、いわゆる8ビートの基本とされる、のリズムパターン。

8ビート①

このパターンにおいて、右手=ハイハット、左手=スネア、右足=バスドラム、左足=ハイハットペダル、として、

まず、左足はハイハットペダルを踏みっぱなしです。

右手はハイハットを8回叩きます。

左手は2拍目と4拍目にスネアを叩きます。

右足は1拍めに1回、3拍目に2回踏みます。

別の言い方をしてみましょう。

「右手で8回叩きながら、その3回目と7回目に左手でスネアも一緒に叩いて、右手の1回目と5&6回目に右足でバスドラ踏んで、左足はハイハットペダルを踏みっぱなし」

ってコトになります。

『そんなの、頭では分かりきってるし、それが出来りゃあ苦労しないよお!』って言いたくなるかもしれません。

が、

この程度の“ながら作業”は、普段の生活でも無意識にやってるハズです。

例えば、

【左手にお茶碗を持ちながら、右手に持った箸でご飯を口に運び、テレビを見つつ、ちょっと痒いなぁって思った右足を左足で掻いてみる】

くらいのコトは、誰もがやったコトあるんじゃないでしょうか?

ドラムを叩くってコトは、感覚的にはコレとほとんど変わりません。

両手両足、4つある内のどれかが、何かをしながら、他のどれかが何かをする。

この連続なんです。

まあ、基本的には“ながら作業”だよ、とゆーのは、

実はギターでもベースでもピアノでも、その他どんな楽器でも実は同じだったりします。

ただし、

なぜ、僕だけでなく、多くのドラマーの方々が、「ドラムなんて、簡単に叩けるようになる楽器なのにね」って言うのかというと、

ギターやベースのように、“ココ”をちゃんと指で押さえなければ鳴らないわけでもなく、

ピアノをはじめ、音階があってリードが取れる楽器のように、“完全なる不協和音”を生み出すコトもほとんどない、

“叩けば音が出る、音階のないリズム楽器”だからなんです。

このコトは、

「ドラムなんて難しそうだから、無理無理~っ!」

って思ってる人たちに、ぜひ知っておいてもらいたいですね。

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