テンポキープ力を上げよう!③

前回の『テンポキープ力を上げよう!②』では、“クリックをウラで鳴らす”トレーニングを紹介しましたが、そのおさらいも兼ねて、シャッフル系のビートでも簡単に説明してみます。

シャッフル系のビートで、「“ウラ”でクリックを鳴らす」=「“ハネ”の部分を3連符で捉えた際の、3連符の3つめのタイミングで鳴らす」と、『ワン・ツー・スリー・フォー=ンッカ・ンッカ・ンッカ・ンッカ』と鳴ることになりますね。

テンポキープ

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注意するべきポイントは、拍のウラのタイミングで鳴っているクリック音と一致する音符はどれか?です。慣れてくると、クリックを拍のアタマで鳴らしながら叩くよりも、ずっとシッカリとハネたビートを叩けるようになってきます。

では、まとめに入ります。

ここまでの、“『テンポキープ力を上げよう!①&②』で紹介したクリックの使い方をミックス”です。

つまり、

BPM60、BPM90、BPM120、BPM150、BPM180・・・と、30刻みのいろいろなテンポで、いずれもクリックを“ウラ”で鳴らしながら、叩いてみるのです。

一定間隔で鳴るクリックの音を、なかなか“ウラ”のタイミングで取れない場合は、ゆっくりのテンポで、クリック音とクリック音の間のタイミング(=本来の拍のアタマ)に、ハイハットやキックを1発入れるコトから始めるといいでしょう。(クリックを“ウラ”で取るとは、言い換えれば、クリック音の“ウラ”のタイミングから叩き出す、というコトだからです)

※ちなみに、最近のデジタルクリックは優秀に出来ており、BPMに対してクリックの鳴るタイミングとアクセントを調節できるタイプが多くありますので、そういったクリックを使う場合には、「8分音符のタイミングで、2回に1回アクセントがつくように」(シャッフル系のリズムならば、3連符の1&3つめのタイミングで、どちらか片方にアクセントがつくように)設定すると、より容易になるでしょうし、スロー~ミドルテンポの16ビート系リズムならば、8分音符の“ウラ”ではなく、16分音符の“ウラ”で鳴らしてみるのも、有効な方法です。(この場合には、「ワン・ツー・スリー・フォー=ンカンカ・ンカンカ・ンカンカ・ンカンカ」で鳴らすコトになります)

クリックを“ウラ”で取りながら、いろいろなテンポで練習するコトで、テンポキープ力は格段に上がりますし、それだけでなく、1拍1拍の間に存在する“間(ま)”をしっかりと意識するコトにも繋がりますよ。

佐藤隆博先生|ドラム教室

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